猫を飼い始の頃に困ったこと

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私が飼っている猫は、夜中にか細い声で鳴いていた子猫です。母猫とはぐれたのか、一匹で震えていて少し衰弱していましたが、保護した後はミルクをごくごく飲んですぐに元気になりました。元野良猫ということもあり、元気になった後はとても大変でした。

 まず玄関やベランダを開けると外に出たがります。まだ我が家を家だと思っているか分からないので、一度外に出したら戻ってこないかもしれない可能性があります。外出する時はまだいいのですが、帰って来る時が玄関で待っていたりするのでそっとドアを開けていました。待っててくれるのは嬉しいのですが、足で塞いだりしてかなり苦労しました。洗濯物を干す時も油断出来ず、干している間中でじっと見られているとなんとなく居心地が悪かったですね。


 また、家中どこでも爪とぎをしてしまう癖がありました。これはダメ、あれはダメといった区別がつきにくかったので、傷をつけられて困るものをとにかく隠しました。一番青くなったのは買ったばかりのバッグをひっかかれた時ですね。仕方ないので似たような色のマジックで修正したような記憶があります。

 

修正した跡が剥げてしまったバッグを見ていると、その頃を思い出して懐かしいです。


 手のひらに乗るような小さな子猫も、すっかり大きくなって少しずつ貫禄が出てきました。今は外に出てもちゃんと帰ってくるし、爪をといだらダメなものも理解している頭のいい子に育ちました。やはり最初にきちんと躾けるのが大事だなと痛感しています。
 今では家に帰ると可愛く鳴きながらお出迎えしてくれます。毎日の疲れを癒してくれる愛猫にすっかりメロメロな飼い主です。